この日記はMozillaのプロダクトへの貢献者としての私の成果を中心に、気になったバグやWeb界隈の話題について書いていますが、 断り書きがある場合を除き、いかなる団体のオフィシャルな見解ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。

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もずはっく日記の検索結果

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タイトル 最終更新日
内容(最初の段落のみ)
FirefoxからFlash Playerの保護モードを無効化する方法 (GUIから設定可能になっています) 2015年05月27日
Firefox上でFlash Playerが実行されている場合にのみ、Flash Playerは保護モードというモードを実行し、これが原因で、Firefox上でのみ、Flash Playerのパフォーマンスが悪い、クラッシュが多い、一部のIMEで日本語が入力できない(Google日本語入力に関しては、Google日本語入力側の修正で解決しています)といった苦情が、相変わらず、多々寄せられ続けています。 (続く……)
Bug-org 1077345 Make compositionend event dispatchers of widget simpler 2014年11月25日
IMEが未確定文字列を確定する際、widgetは、 NS_COMPOSITION_CHANGE イベントを文節情報無しで発火し、未確定文字列から文節情報を削除した後、 NS_COMPOSITION_END イベントを発火して、エディタがこれを受け取ると、IMEからの入力を一旦打ち切る、という形になっていました。しかし、これは冗長な上に、 e10s に移行すると、 NS_COMPOSITION_CHANGE イベントと NS_COMPOSITION_END イベントの間で、今までには走り得なかった、別の処理が割り込んでくる可能性がありました(実際に起こりうるかはしりませんが、Javascriptのタイマー等)。 (続く……)
Bug-org 1063857 Spaces between characters are not equal for "text-align-last: justify" 2014年11月21日
元々は、 Bug-org 288439 に2005年に登録して、大きなリファクタリングにブロックされ、そのまま放置してしまっていたバグなのですが、今回、Xidorn Quanが修正してくれたので、紹介しておきます。なお、サマリは、 text-align-last と書かれていますが、 text-align: justify; の場合も修正されています。 (続く……)
Bug-org 1097238 Non-ASCII input with GTK_IM_MODULE=xim broken after bug 1083067 2014年11月21日
Bug-org 1083067の修正 によるregressionです。少なくとも、iBusでデッドキーを利用しても、入力できなくなっていました。 (続く……)
Bug-org 1094000 Caret position becomes out of message body text box 2014年11月21日
min-height が指定されていない contenteditable な要素の内容を、 Backspace キーで全て削除すると、プレースホルダー用(高さ確保用)の <br> 要素の自動挿入が行われず、 height: 0; になってしまい、キャレットが変な位置に表示されるというバグです。 (続く……)
Bug-org 1083067 Make nsGtkIMModule simpler 2014年11月21日
Bug-org 1077345 の修正時に nsGtkIMModule の修正が大きくなってしまうので、事前の整理を行った方がレビューがスムーズになるために行ったリファクタリングです。 (続く……)
Bug-org 1047588 Intermittent 456727-2.html,test_bug611182.html | application crashed [@ mozilla::IMEContentObserver::Init(nsIWidget*, nsPresContext*, nsIContent*)] after "Assertion failure: mEditor (Failed to get editor), at dom/events/IMEContentObserver.cpp:127" 2014年11月21日
Bug-org 496360の修正 によるregressionというか、その修正自体のバグです。Bug-org 496360の修正で、 IMEContentObserver は、エディタの編集アクション一回につき、一回だけ通知を発行することで、パフォーマンスを向上させていますが、このためには当然、フォーカスを持ったエディタの取得が必要になります。デバッグビルドでは、エディタの取得に意図せず失敗した場合に、クラッシュするようにしていましたので、これにより、レアケースのバグが自動テストであぶり出された形になります。 (続く……)
Bug-org 1084302 nsGtkIMModule::DeleteText() calls DispatchCompositionChangeEvent() with wrong argument 2014年10月30日
GTKのIMEでは、南アジアの言語でキャレット周囲の文字を含めて、未確定文字列を生成する場合や、日本語の再変換の実装のために、キャレット前後の任意の文字を削除するシグナルが存在しています。これを処理する場合、アプリ側は未確定文字列を含まない、元の文字列でその削除される範囲を決めなくてはいけません。また、 nsEditor は、未確定文字列がある状態での、未確定文字列外の文字の編集をサポートしていません。このため、文字列を削除するシグナルを、未確定文字列が存在する際に受け取った場合、まずは、確定してから、文字を削除し、再度、未確定文字列を復元する必要があります。しかし、その実装である nsGtkIMModule::DeleteText() では、未確定文字列の文節状態を含んだまま、 NS_COMPOSITION_END を発火し、復元時には逆に、文節状態を含まないまま、 NS_COMPOSITION_CHANGE イベントを発火していました。これは、 NS_COMPOSITION_CHANGE イベントを発火するメソッドが、 bool の引数で文節情報を含めるかどうかを決めるという設計だったため、呼び出し側の DeleteText() が単純に、 true と false を指定しなくてはいけないところ、それぞれ、逆を指定してしまっていました。 (続く……)
Bug-org 1083098 Composition string doesn't appear after forcibly commit composition by moving focus on Linux 2014年10月30日
未確定文字列があるエディタ以外をクリックして、フォーカス移動により、未確定文字列を強制確定させた場合、Linux GTK版で、iBusを利用していると、次にどのエディタでもIMEの未確定文字列が入力されず、それを一度確定なりキャンセルすると、通常の状態に戻る、というバグです。 Bug-org 1065835の修正 によるregressionです。 (続く……)
Bug-org 1083629 Composition in a designMode editor is canceled when you click the editor on Linux 2014年10月30日
designMode のエディタで、未確定文字列を入力中に、 <body> 要素の外側、つまり、 <html> 要素の部分をクリックすると、GTK版でIMEがiBusの場合、未確定文字列が確定されず、キャンセルされてしまう、というバグです。 Bug-org 1065835の修正 によるregressionです。 (続く……)
Bug-org 1081993 [TSF] Candidate window position is always the top-left of browser window or just disappeared if IMM IME is active in TSF mode (~ATOK 2010, Japanist) 2014年10月30日
TSFモードで、IMMのIME (ATOK 2010以前やJapanist、Windows 7かVistaでGoogle日本語入力)を利用していると、候補ウインドウがキャレット位置に正しく表示されず、ウインドウの左上に表示されたり、全く表示されなかったりする、というバグです。 Bug-org 975383の修正 によるregressionです。 (続く……)
Bug-org 1081992 Crash in mozilla::TextComposition::OnCompositionEventDiscarded(mozilla::WidgetCompositionEvent const*) 2014年10月30日
クラッシュのスタックからは何が起きているのかはっきりとしませんでしたが、クラスへのポインタが nullptr の場合に、そのメソッドを呼び出して、そのままクラッシュせずに妙なことになっていました。 Bug-org 1065835の修正 によるregressionです。 (続く……)

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