この日記はMozilla Japanのプロダクトへの貢献を中心に書いていますが、断り書きがある場合を除き、 オフィシャルな発表ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Japan、Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。

ちなみに、誰の日記なのかよく分からないという方はInside Mozilla Japan内の 私の自己紹介 を参照してください。

もずはっく日記(2009年12月)

2009年12月18日

Bug 6603 [IMM32] IMR_DOCUMENTFEEDをサポートすべき
初回投稿日時: 2009年12月18日17時31分43秒
カテゴリ: Mozilla Core バグ修正
その他のサイトでの言及:

Geckoが、WM_IME_REQUESTIMR_DOCUMENTFEEDに対応しました。

これは何かというと、WindowsのIMEがGeckoで現在編集中のテキストの段落のテキストを取得できるようになります。IMEはこれを利用して変換精度を高めることができます。

例えば、「さく」という語を変換する場合、私の辞書の学習内容だと、「作」が変換の第一候補として出てきました。

空のエディタで「さく」を変換した時のスクリーンショット

ですが、キャレットの前に「布を」とある場合、「裂く」が、

「布を」の後ろで「さく」を変換した時のスクリーンショット

キャレットの前が「花が」だと、「咲く」が、

「花が」の後ろで「さく」を変換した時のスクリーンショット

このように的確な候補が提案されることになります。

もちろん、GeckoがIMEに何らかの指示を出している訳ではないので、IME側の対応が必要になりますが、MS-IMEはデフォルト設定でこれに対応しています。

ATOKの場合は、「入力・変換」タブの、「変換候補」にある、「カーソル位置前後の文章を参照して変換する(B)」という設定を有効にする必要があります。

ATOKの設定ダイアログのスクリーンショット

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